常盤平SONOプロジェクト
202.12/20-21
かつて新松戸で暮らし始めた私にとって、常盤平の巨大な建築群と豊かな自然が共存する風景は、深く記憶に刻まれている原風景のひとつである。
本作は、常盤平で出会った人々へのインタビューから抽出された「言葉」と、この街の「今と昔」を記録した写真を多層的に重ね合わせたコラージュ作品である。
街の姿は、ひとつの視点では語り尽くせない。取材を通じて触れた多様な思いや活動、そして変遷。それらを単なる「紹介」として提示するのではなく、声と風景をレイヤーのように重畳させることで、街の持つ複雑な質感を表現として昇華させた。
ここに並ぶ言葉は、実在する声を物語として再構成したものである。まざりあう声と風景の中に、鑑賞者自身の記憶や思いを共鳴させ、自由な対話を始めてほしい。

オーガンジー、昇華プリント
1枚1400×1500mm 30枚
2025年





