ある場所、ある土地のことを理解するために、眠る作業をしてみる。2018年から田舎へ移住し、何百回と眠り、朝と夜を繰り返した。
会期中22:00-8:00までの間、展示会場に設置されたベッドで眠る。朝起きて展示会場から仕事に向かう。
定住の中の借り暮らしを体験する。展示会場が自分の巣となる。
鑑賞者はビニールで覆われた見えないベッドを見えない中見るしかない。
風が吹いてビニールが捲れた瞬間だけ、私の寝相によって作られた布団の彫刻が残されている。
毎日変化する布団の彫刻には、中之条町で撮影された朝と夜の風景、鳥の鳴き声で照らされている。





