物との対話、あるいは決定不可能な結末
制作とは、イメージを一方的に押し付けることではなく、物質との絶え間ない往復書簡である。 私の行為に対し、物質が形をもって応答する。その「目に見えるメッセージ」を読み取り、主観による断定を保留したまま、再び物質へと問いを投げ返す。
そうして生まれた形は、私の意図を超え、素材そのものの意志が混ざり合った「決定不可能」な領域へと至る。 完全に制御しきれない不合理さや曖昧さの中にこそ、真に豊かな対話の痕跡が宿るのではないだろうか。

羊毛、膠、フォルト
1700×650×250mm
2007年

1470×1490×25mm
2007年

450×200×200mm
2007年

1700×650×250mm
2007年