ROAD OF SEX Tokyo – Aichi

成長する彫刻

ROAD OF SEX」は、2009年にフランスのナント・ビエンナーレで発表した作品を起点としている。

滞在場所から展示会場までの道のりにラテックス(天然ゴム)を塗り、乾燥後にそれを巻き取って彫刻を作る。この彫刻は、道に落ちているゴミや大地の表面を転写するだけでなく、そこに住む人々をも巻き込みながら成長していく。
「ROAD OF SEX – Tokyo ー Aichi」では、東京から愛知まで約350kmの道のりを辿りながらラテックスを巻き取り続け、最終的にこの彫刻の重さは約300kgに達した。

目的地に近づくにつれ、ゴムの塊はさまざまな想いや出来事を巻き込みながら重くなり、多くの人が運ぶのを手伝ってくれた。
いつの間にかこの彫刻は私の手を離れ、公共の待ち合わせ場所に置かれるモニュメントのように、人が自然と集まる存在となっていった。この作品とそのアプローチは、私にとって彫刻の可能性を拡張する経験となった。

ROAD OF SEX Tokyo – Aichi
ラテックス、映像、地図
1200×1200×1000mm
映像(58分)
2012年

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